まるで韓国観光旅行者の同人誌みたいな…雰囲気の雑誌。
そこに紹介されていたこの本を、早速読んでみた。
なかなか読みやすいレイアウトとサイズ。
三節に大きく分かれているが、
ひとつめでは
夢によって肉が食べられなくなった妻、ヨンへ、
これは韓国の小川洋子みたいだと思った。
ふたつめが、ヨンへの姉の旦那、これがビデオアーティストが登場し、
最後は、その姉から視点に変わる。
読み終えると、なるほど
家族がこれほど深くかかわるというのは
なにやら韓国の
岩肌の隆起した山を思わせる。