2009年3月16日月曜日

棺桶のような装丁がいい








山本夏彦著「死ぬの大好き」。
癖のない嫌われないようなカバーをとると、

なんとこの装丁。

遺影とか、棺桶のような…
すてきな装丁にまず感心。


小説が「旅行」、エッセイは「近所の散歩」。
楽しみの機能が違う。

この方のエッセイは芸ですが、
ご隠居の話を聞きながら、辛夷の花が開く坂道を歩く感じですね。