2013年1月15日火曜日

日本人とアメリカ人が描くジョン万次郎

山本一力の「ジョン・マン」怒濤編、大洋編と、
「HEART OF SAMURAI ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂」マーギー・プロイスを読んだ。どっちもとても面白い。
(ニューベリー賞をとるだけあってよく描けている)

知っているようでちゃんと読んだことのない実在の人物だった。
それならついでにその前に書かれた井伏鱒二のも読んでみようかと思う。

あまりにも波瀾万丈な人生のため、誰が描いても面白い。

映画化するなら、ジェット・リーあたりが演じるだろうか…

先日、ハリウッド製の日本映画「SAYURI」を見るにつけ、チャン・ツィイー演じた芸者や、コン・リー、ミシェル・ヨーがなかなか面白かった。

だが、多分日本人としてはやはり気になる部分が邪魔をして作品に没頭できないのかもしれない。それにしても少女期を演じた大後寿々花がとてもいい。ちょっとあの感じで「千と千尋の神隠し」でもできそうだ。

この中浜万次郎の話も、少年期を誰が演じ、どう拵えるかで大きく変わりそうな気がする。