村上春樹インタビュー集。
ネットでの公開質問に答えたものを編集したものを
読んでも感心するけど、
小説にたいする真摯な姿勢と、野心の大きさに
改めて感心する。
小説というか物語を定義し、
きちんとした仮説をもっていることだ。
ほぼデビュー作から同時時代的に読んできた
のがこの人。
やはり「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を
読んだ時に、
「作家になったんだな」と思ったことを記憶している。
当時芥川賞の小説を読んでもよくわからなかった。
村上龍のだって「コインロッカーペイビーズ」で
やはり作家になったと思った。
しかしよく考えると、逆に
他の、日本の業界にいる作家の人たちって
いったいなんなのだろうと思ってしまう。
テレビや映画の原作を与える役割なのか…
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