作者の覚え書きには、「スピリチュアルな自伝」とある。
作者は、ジェーン・グドール。
知っている人は知っているチンパンジーなどの霊長類学者。
この人を知ったきっかけは、「愛は霧のかなたに」という映画。
すごいタイトルだが、原題は「霧の中のゴリラ」。
後で知ったが、ジェーン・グドールをゴンベの森に送り込んだ師匠リーキー
の女弟子の三人の一人が、彼女。
そしてもう一人が、シガニー・ウィバーが演じたダイアン・フォッシー。
確か二本立て鑑賞でもう一本が目当てだったと思う。
しかし、この期待していない映画、そのタイトルにもびっくりだったが、
なかなかおもしろく。演じたシガニーも「エイリアン」なんかよりも女優してはずっといい。印象的だった。
後から考えれば、実によかった。
しかしよく製作したとも思う内容だし良心的にもよく出来ていた。