2010年3月16日火曜日

さすがスエーデン-ウルフ・スタルク



この少年期の物語、なんかに近いなと思ったのが
小栗康平の「泥の河」。

ちょっと似ている。
あの、まったく環境の違う少年同士が知り合って
舟を訪ねる、あの感じ。
帰ってほしくなくて、カニに
火を放ちましたね。

家が歯医者でお金持ちのウルフ少年と
ある時期が来ると引っ越すパーシーの関係は
そういう感じ。

しかし読み応えがあります。
少年でなくともです。

そして絵も装丁もいいバランス。

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