2011年1月22日土曜日

「北野武による「たけし」」ミシェル・テマン

まずこのインタビューに興味があった。

フランス人の著者との間を
ペナンの語り部の系譜にあるゾマホン氏が通訳で繋いでいる。

その様子はなかなか想像しがたい
いつもの北野武の一人称的語りで
著者の姿が容易に感じられない。

だが相手がいるだけのことはあり、通常ならおそらく語らない
ところにも及んでいるように思う。

スタンリー・キューブリックが好きだと言うのは、とても意外な気がした。


あわせて「HANA-BE」を見たが、
シーンとシーンとのカットがいつもながら強い。
不思議な緊張感がある。

黒澤明が「夢」のスケッチを北野武に送ったそうだが、
天才は天才を知るということか。

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