2009年4月30日木曜日

近所のよしみ中勘助の「銀の匙」をようやく読む



「銀の匙」の作者、中勘助は、上京していとき
今住んでいるすぐ近くに住んでいた。
夏目漱石もこの小説に感心している。
だから読まない理由はないのだが、
いつもだが独特の世界観のあるものは、
読み始めが難しい。

この本、5年くらい置いてあった。

うまくはいれれば一気に読み勧めるが、
そうでないとしばらく中断する。
今回はこの小説はうまく入れた。

進むうちに、この幼少の感覚は谷内六郎のようだ。
同じような深みから来ている空気が感じられる。

おばさんの背中から見た幼少世界は
ついさっき見たような気分ではないか。

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