淀川長治。
この方は、映画の妖精だと思う。
いなくなった後で…
それがいつからいなくなったのかという期間もあるけど…
いなくなってから、よくわかるということがある。
ひさしぶりに淀川長治の「声」が聞きたくなった。
誕生から百年以上たった映画は、今現在のDVDを中心として見る映画とも
70年代や80年代の場所に縛られてみる映画とも違っている。
もっと神秘的で、より娯楽性が高かった。
映画の黎明期から黄金期を体感してきた淀川長治は、
今の映画を、生きていたらどう思うだろう。
ちょっとそんなことを思いながら読んだ。
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