ヴェネツィア堂書店
2011年12月14日水曜日
「うみべのまち」佐々木マキ自選マンガ集
最近は書店をのぞくと、懐かしいと感じる
作家の本が新たに出版されている。
その昔、友達が手塚治虫の過去の作品を体験するには
新刊ではなく、色が変わったざらざらの方がいいという
ことを言ったが、
新刊には新刊の、新しい紙の良さがあるものだと認識した。
この本のあとがきに、「マンガの神様」の逆鱗に触れた、とあるが、
その気持ちはわかる気がする。
しかし本当に魅力的な流れ出てくるような絵だ。
佐々木マキは、キース・ヘリングのようだ。
日本の漫画の奥行きの広さに感心する。
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