2012年8月5日日曜日

「若林奮 犬になった彫刻家」酒井忠康」

評論家と作家の関係の羨ましい本だ。

若林奮の彫刻を見た時の違和感はなかなかだったことを
読んで思い出した。

彫刻とは何か、自分は何を彫刻だと思っていたのか
などなど
を考えさせてくれるが、それが三十年近くたっても
奇妙な印象として残っている。

そう言う違和感の体験の
位置を占めるだけの作品が存在するとしか言いようがない。


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