どんな内容なの?
きかれて答えるのは難しいが、
例えば、
就寝前の連れ添った夫婦が
ベッドにいる。
主人の方が耐えられずに告白しようと、悩む
妻の方は、言いたくなければいいのよと、
先きをきくのを恐れるが、
その告白が自分が犬だったと話すところから、
一気に怪しくなる。
訳者の村上春樹は、散文と解説していたが、
どれも面白い散文集。
近頃、「新参者」という
なかなか面白く放映時間を限定したドラマを見て、
別なことを思った。
この原作を読むつもりはないけど
ひょっとしたら、意識せずともドラマを想定しての原作が
既にあるのかと思った。
ならば、ドラマ化とか映像化できない
小説や文学の魅力もよりはっきり
意識されるのかもしれない。
その点からストランドの散文は、ちょっと
知的な実験的な映像作品のようだ。
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