2010年11月30日火曜日

プロイスラー作「クラバート」



とてもおもしろい。

この本を知ったのは、丸谷才一の紹介本。
「精霊たちの家」や「悪童日記」など
実に面白い物語を読むきっかけとなった。

そう思いながらもこの方の書評や紹介のようには
とても書けないのが残念です。

物語の展開が見事で、これは宮崎駿がやったらいいな、「ハウルの動く城」よりは
こちらのほうではないか、などと思っていたら、
検索してみたら、あのチェコのアニメ作家カレル・ゼーマンが昔に手がけ、
最近ドイツの監督によってしっかりいまの
ファンタジー系映画となっているのを知った。

やれやれ。

しかし本が先で良かった。
そういえば映画の方が面白かったのが、「黄金の羅針盤」だ。

こういう差は、一見
たいしたことないみたいに見えるけど相当違う。

それはもうイメージの威力と言うほかない。

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