ファンタジーものはよくわからない。
いや、というよりも苦手。
それを忘れかけた時々に、手にするたび
やはり良くわからないという見解が裏付けられてしまう。
そのなかにあって、ル・グウィンの「ゲド戦記」は面白い。
特に「こわれた腕輪」はよくできている。
比べてはならぬが、どうしても比べる。
さて、これは「西のはての年代記」の二作目。
ふたつめから読み始めたのは、侵略を受けたアンサルの隠し図書館から始まること。
その侵略者、オルド人が本を魔物と恐れている。
「華氏451」とか「炎のアンダルシア」…、最近だと
「アレキサンドリア」など、焚書と本を守ろうとする話があるけど、
どういう訳か魅かれてしまう。
焼く方か、隠す方か、ちょっとわからないのだけども…。
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