2009年1月12日月曜日

アンリ・カルティエ・ブレッソン「こころの眼」


2年ほど前、ブレッソンの記録映画を見た。
映画も興味深かったが

それ以上に、
その上映した渋谷の坂に面したミニシアターが印象的だった。

まるで四角い箱。
それ自体の空間がカメラの箱、カメラオブスキュラーのようだった。

上映される映画以上の強烈な印象だったのは、
そちらの内容をほとんど覚えていないからだ。

この伝説的なカメラマンが
暗室仕事をしない、撮影だけだということを知った。

しかし写真を見れば
やはりそうだろうとも思う。

どうしこんな写真が撮れたんだろう…
と思うものばかりだからだ。

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