素材はいいんだけど…
これは映画の方が面白い可能性がある。
小説は、
「大人」である難民としてドイツから
亡命してきた両親の部分が多い。
期待していたのは、娘である少女レギーナから
観た未知の大地のこと。
ここが最大の話だと思う。
遠景に、ナチスからの迫害やナイロビにおける
白人同士の民族的アイディンティティがあればいい。
これではただのノンフィクション。
この程度で様々な賞を取ったといわれると
読者は逃げる。
映画の方はどうなんだろう…
少なくとも
この本の表紙にある通り、良さそうに感じられる。
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